ゼロ・エミッション 資源循環型社会への寄与
有機溶剤の使用・大気放出は、地球環境に多大な影響を与えていると言われます。
当社は、有機溶剤などを「再生」、非鉄金属の「再利用」する事で、環境への負荷を低減してゆきたいと考えています。
有機溶剤の再生は、低コストかつ高品質な有機溶剤リユースと独自の固体液体分離技術による金属有価回収を両立させたご提案をさせて頂きます。
ケミカルリユース・リサイクル 取扱一覧
再生可能な有機溶剤
分野
化学・電子産業・機械・金属・自動車・製紙・医薬・研究所・病院・福祉施設・ホテル・エネルギー・上下水・清掃工場
有価取扱い
当社では、工場から排出された有機溶剤を中心に、有価買取りをしております。(要サンプル評価)
使用済み溶剤や酸類等を評価し再生・再利用可能なものは有価物として回収します。
アルコール類 | IPA、メタノール、エタノール等 |
---|---|
エステル類 | 酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等 |
ケトン類 | アセトン、MEK、MIBK等 |
特殊溶剤 | N-メチル-2ピロリドン(NMP)、γ-ブチロラクトン(GBL)
プロピレングリコールモノメチルエーテル・アセテート(PGME・PGMEA) エチレングリコールモノメチルエーテル・アセテート(EGME・EGMEA) N-Nジメチルホルムアルデヒド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルカーボネート(DEC)、テトラヒドロフラン(THF) |
その他 | ジクロロメタン(塩化メチレン、メチレンクロライド、二塩化エチレン、メタクレン)
トリクロロエチレン(トリクレン、三塩化エチレン、トリクロール) テトラクロロエチレン(パークロ、パークロロエチレン、パークレン) n-プロピルブロマイド(アブゾール、ディップソール) HFE(フロリナート、ガルデン) HCFC-141b、HCFC-225、CFC-113、HFC |
アルコール・エステル・ケトン類、その他 有機溶剤蒸留再生
再生可能な化学薬品と金属スラッジ
分野
医薬・電子産業・化学・金属加工・自動車
用途
工業用洗浄剤、反応溶媒、樹脂表面コーティング剤、水溶化溶媒(医薬)、抽出溶剤、シンナー、希釈剤
蒸留再生について
サーマルリサイクルからリユースへの提案をさせて頂きます。お客様でご使用になられた使用済み薬品を当社で回収させて頂きます。
回収後は受け入れ分析・検査を得て蒸留し冷却し廃棄物を回収します。品質管理のため出荷前の充填、積載作業後のサンプルも分析、検査の対象となります。
種類 | IPA、アセトン、トルエン、メタノール、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、MEK、MIBK、HCFC-141b、HCFC-225、CFC-113、HFC、HFE、HFO、塩化メチレン、トリクレン、パークロロエチレン、ブロモプロパン |
---|---|
特長 | 荷姿は一斗缶からタンクローリーまで対応可能。
フッ酸、硫酸、フッ硝酸、炭化水素系溶剤、機械油等もご相談ください。 |
使用済みの薬品を助燃剤としてサーマルリサイクルとしていましたが、再生したものを再度工場で使用するリユースに変更しました。
原油価格の変動や需給バランスにより、新液の購入費用が上昇傾向にありましたが、抑えることができました。
その他 分別蒸留
高品質な樹脂と定期的な水診断
分野
医薬・電子産業・化学・金属加工・自動車
用途
工業用洗浄剤、反応溶媒、樹脂表面コーティング剤、水溶化溶媒(医薬)、抽出溶剤、シンナー、希釈剤
分別蒸留について
2種類以上の液体を沸点の差を利用して、溶剤分を分ける分別蒸留(分留)の技術を応用し混合溶剤の分離を行います。
混合溶剤や生産ラインで混合されてしまった溶剤分を、有価回収し、分別して再利用します。
種類 | 混合溶剤、至既設プラント混合溶剤 |
---|---|
特長 | 金属不純分、パーティクル、水分を管理した品質重視の再生薬品を提供します。 また当社非鉄金属回収事業では分離された金属スラッジの有価回収についても検証してます。 |
製造工程上で複数の溶剤が混合されて排出されます。
混合溶剤の分別ができず、産業廃棄物処理となっていました。
サーマルリサイクルとして活用する方法と、自社工場内で再使用(リユース)の2つの面で検討を進めました。複数の溶剤の内、自社設備の洗浄工程で使用する溶剤については、再生溶剤を使用することにしました。
産業廃棄物処理費がかからなくなったので、環境面やコスト面でも抑える事ができました。
特殊溶剤 スラリー固体液体分離
品質重視の電子工業用向け再生薬品
用途
半導体製造用フォトレジスト剥離液、希釈用シンナー、溶媒、設備洗浄後洗浄剤の再生、部品洗浄後洗浄剤の再生
固体液体分離後のスラッジ処理
当社では、液中の固体分と液体分分離を、独自の「固液分離」技術により分離が難しい有機溶剤に含有された金属スラッジや凝集金属スラッジを有価で回収します。溶剤分は自社工場で再使用(リユース)しスラッジ分は有価物として再利用(リサイクル)されます。
地球環境の為にも、回収精製によるリサイクルは、必須と考えます。産業廃棄物を有価物へ、また、サーマルリサイクルのみならず再使用(リユース)することで、極力資源循環型社会に寄与すべく様々な取り組みをおこなっております。
種類 | 樹脂剥離後固体液体分離、設備洗浄後有機溶剤非鉄金属混合スラリー、排水処理脱水後非鉄金属含有スラリー、めっき剥離後非鉄金属含有スラリー |
---|---|
特長 | 当社では独自の「固液分離」技術により分離が難しい有機溶剤が含有された樹脂や金属スラッジ分の分離し非鉄金属回収事業で様々な用途で再使用(リサイクル)という両方の観点から検討して参ります。 |
製造工程と設備一部見直すことで、数種類に廃液を分けることができたのをきっかけに、一部原料は、自社工場で再使用(リユース)、また、混合されていた非鉄金属分は、有価物として再利用(リサイクル)することも出来ました。
試してみませんか?「固体液体分離技術+使用済み溶剤の再生」
工場から排出される使用済み薬品の蒸留再生のみならず、様々な技術を駆使し様々なニーズにお応えします。
混合されてしまった薬品の「分別蒸留」や樹脂や金属と混合されてしまった薬液を、固体を分離する「固体液体分離」などを駆使することで、溶剤分や金属分を分離抽出し、有価物へ変える事で廃棄物削減に大きく貢献します。
薬液リユース・非鉄金属金属スラッジの有価回収と非鉄金属マテリアルリサイクルの両面から検討致します。
ご興味頂けましたらお気軽にお問合せ下さい。
有効資源として活用できる場合、こんなメリットがあります。
- 産業廃棄物で処理していた場合は処理費用が掛からず有価回収となります。
- 再利用(リユース)と再使用(リサイクル)で資源循環型社会(ゼロ・エミッション)に貢献します。
- 御社で再使用できる場合は大幅なコスト削減と作業工程の効率化が図れます。
評価方法
- ご依頼内容の
ヒアリング - サンプリング
分析 - 分析表・
サンプル
受け渡し - ご評価
- 運営方法の
お打合せ